第3号 : 共同開発 (Co-Development)
四半期ニュースレター『Supercharged: Insights from Keywords Studios』へようこそ。
目まぐるしく変化するゲーム業界において、より鋭い洞察と多角的な視野の必要性がかつてないほど高まっています。『Supercharged』は、ゲームコンテンツのライフサイクル全体を見渡す私たちのグローバルな視点を活かし、次に来るトレンドや最も重要なトピックを探求するインサイド・ストーリー(知見)をお届けします。
本ニュースレターでは毎号、専門分野や市場の枠組みを超えたトレンド、アイデア、そして戦略を結集してお伝えします。単なる業界観察にとどまらず、ゲーム、メディア、エンターテインメントの最前線から得られた「実践的なインテリジェンス(知見)」をお届けするのが特徴です。
今四半期号では「共同開発」をテーマに取り上げ、Keywords StudiosでCreate(ゲーム開発)部門のマネージング・ディレクターを務めるAshley Liuとともに、ゲーム業界の現状を深く掘り下げて締めくくります。
アウトソーシングからアライアンス(同盟)へ:共同開発はゲーム制作を再定義しているのか?
Ashley Liuが語る共同開発の現状についての洞察に入る前に、本記事では業界全体の背景と、デベロッパーとパートナーの協力関係を塗り替えている様々な要因について概要を説明します。
近年、ゲーム業界においてデベロッパーと外部パートナーとの関係性ほど急速に進化を遂げた領域はほとんどありません。かつては主に「アウトソーシング(戦術レベルでの開発ライン拡張手段)」と見なされていたものが、より戦略的で、より協調的であり、ゲーム制作の構造そのものに深く組み込まれた関係性へと変容しつつあります。
この変容は、開発サイクルの長期化、ライブサービス(Live-Ops)モデルへの移行、制作コストの高騰、さらにはAIやクラウドパイプラインといった最新技術の台頭といった、業界の大きな変化を背景に進行しています。これらの要因が組み合わさることで、「ゲームとは何か」だけでなく「ゲームはいかに作られるか」そのものが再構築されており、その変革の中心に「共同開発」が存在しているのです。
共同開発モデルが変化している理由
現代のゲームに求められるスケールや複雑性の飛躍的な増大に伴い、開発現場での期待値も変化してきました。大規模かつ高品質なコンテンツを安定して提供するには、単なるタスクベースの受託業務を超えた、新しい形態のコラボレーション(連携)が不可欠となっています。今日デベロッパーが求めているのは、既存のワークフローへシームレスに融合し、プロジェクトの進化に合わせて柔軟に適応し、成果に対して共に責任を担うことのできるパートナーです。
「取引型(トランザクショナル)」から「関係構築型(リレーショナル)」へ
最も顕著な変化はマインドセット(意識構造)にあります。業界全体が、単発の「取引関係」から深みのある「関係構築」へとシフトしつつあります。特定の成果物のみを目的とした短期契約に代わり、プロジェクトのライフサイクル全体を通じて外部チームが開発体制の中に組み込まれる長期的エンゲージメントが増加しています。
これは単に納品物のあり方を変えるだけでなく、「いかに業務を進めるか」というプロセスそのものを変革します。高い透明性、目的の擦り合わせ(アライメント)、そして相互の責任共有は、メディア&エンターテインメントおよびゲーム業界における共同開発成功を象徴する重要な要素になりつつあります。
テクノロジーが果たす役割
新興テクノロジーはこの進化を一層加速させています。クラウドベースのパイプラインにより、世界中に分散したチーム同士がリアルタイムで連携できるようになりました。また、AIアシストツールは制作プロセスを繊細かつ劇的に再構築し始めています。コンセプト案の創出からテスト自動化に至るまで、これらのツールは生産性の飛躍的向上をもたらす一方で、クオリティの保全、権利の所在、そしてクリエイティブの整合性(オリジナリティ)に関する新たな問いを投げかけています。
ツールが進化を続ける中、共同開発パートナーには、それらを単に効率よく使いこなすだけでなく「いつ、どのように責任を持って活用すべきか」をデベロッパーに対して適切に導く役割も、これまで以上に求められています。
柔軟性と高度な専門性
現在の共同開発領域におけるもう一つの大きな特徴は、「柔軟性」と「専門性の深さ」の両立です。スタジオは制作サイクルの特定時期において迅速なリソースのスケールアップを求める一方で、アニメーションシステム、マルチプレイヤーネットワーク構築、アクセシビリティデザインといった特定分野における極めて高度な専門知識を必要としています。
共同開発の未来が示唆するもの
では、この進化の軌跡はどこへ向かっているのでしょうか? 主な可能性として、以下の点が挙げられます:
- 埋め込み型(インベデッド)パートナーシップの標準化: 外部チームが開発のより早期段階、場合によってはコンセプト構想の段階からプロジェクトへ組み込まれるようになります。
- 分散型プロダクションの加速: クラウドベースのコラボレーション手法が確立されたことで、世界中の優秀な人材がシームレスに開発へ寄与できるようになり、地理的な制約の重要性はますます低下していきます。
- AIにおける役割の進化: 共同開発パートナーはAI実験の「検証の場(テストベッド)」となり、スタジオが単なる過度な期待(ハイプ)と真の実用価値とを見極める手助けを行う存在となる可能性があります。
- 責任の相互共有: 関係性がより協調的になればなるほど、共同開発パートナーはプロジェクトの「成功」だけでなく「失敗(リスク)」においても責任を共にする機会が増えていきます。
より開かれた協調的な未来へ
結論として、共同開発の変革は「ゲームがいかに構築されるか」という業界全体のより広範な再定義の一環です。プロジェクトがより壮大になり、テクノロジーが進化を続ける中で、単一のスタジオがすべてを自前で完結させることは不可能であり、またそうすべきでもありません。パートナーシップやコラボレーションは、単なる補完的な手段から、今後のゲーム業界の未来を支える「確かな基盤(礎)」へと確実にシフトしているのです。
共同開発の現状を見つめて - Ashley Liu, Managing Director, Create
「過去4〜5年間に何が起き、それが将来にどのような影響を与える可能性があるのかを検証することは非常に重要です。コロナ禍の期間、投資資金は潤沢に流入し、共同開発の機会は溢れていました。当社のスタジオやチームも、高い需要に対応しきれず、案件をお断りせざるを得ないことが頻繁にありました。しかし、過去18か月間で状況は激変しました。業界全体での人員削減、プロジェクトの中止、クライアントスタジオの閉鎖などが相次ぎ、タイトルやプロジェクトそのものが不足する事態が生じたのです。
パブリッシャーやデベロッパーの一部は当然ながらリスク回避の傾向を強め、新規IPではなく実績のある既存IPへと注力するようになりました。その結果、一部の共同開発スタジオが案件の獲得に苦戦する一方で、パブリッシャー側は将来的なコンテンツ不足に直面する可能性があるという『ギャップ』が生じています。
しかし将来を見据えると、いくつか期待の持てる兆し(緑の若芽)も見え始めています。業界が大幅に縮小し、今後のリリースラインナップが例年以上に手薄になっているという危機感から、再びプロジェクトが動き出しつつあります。需要の戻りはまだ緩やかではあるものの、パブリッシャーがコンテンツパイプラインを再構築する必要性を認識し始めたことで、慎重ながらも楽観的な見方が広がりつつあります。業界は、2022年や2023年と比べれば依然として慎重な運用を続けているものの、緩やかな回復期へと向かっていると言えるでしょう。」
近年における市場動向
ゲームがより巨大かつ複雑化し、デベロッパーが追加サポートを必要とするようになったことで、過去10年間にわたり共同開発(共同開発)への需要は非常に力強く成長してきました。過去18か月間においては、業界全体の縮小に伴い一時的に受注ボリュームが反転・減少したものの、「市場が過剰補正(行き過ぎた抑制)に陥っていた」と業界が認識し始めたことで、再びプロジェクトが戻り始めています。より魅力的で没入感のあるコンテンツを求めるプレイヤーの期待が、今後の需要再拡大を牽引していくでしょう。
現在私たちが実感しているのは、共同開発に求められる作業のバランスが変化しているという点です。単なるプログラミングや特定の機能開発といった「チームの補強(リソース補填)」から、ゲームの特定のセクション全体、さらには『LEGO ホライゾン アドベンチャー』の制作・納品で私たちが手掛けたように、ゲーム作品そのものを丸ごと担うことのできる「包括的なフルコンテンツチーム」へとシフトしています。
インハウスか、外注(外部連携)か?
現代において、特に「タイム・トゥ・マーケット(迅速な市場投入)」を達成しようとする場合、クオリティの高いAAAタイトルを市場に届けるために必要なあらゆる人材とリソースを単一のスタジオ内で完備することは、ほぼ不可能です。ゲーム開発プロセスでは、特定の開発時期に、時にはごく短期間だけ高度に専門的なスキルが求められます。
デベロッパーのスタジオにとって不可欠かつ有益なのは、自社の「コア能力」を見極めた上で、必要なタイミングで適切な人材を提供できる外部チームと戦略的パートナーシップを結ぶことだと考えます。プロジェクトの全期間にわたって固定コストを抱え続けるのではなく、必要に応じて必要な機能や能力をフレキシブルに補うことこそが、財務的にも理にかなっています。
鍵となるのは「自社の内部的な強み」を正確に把握し、自社チームの専門知識を超える特定スキルセットに長けた外部パートナーをいつ導入すべきかを見極めることです。このアプローチにより、クオリティとコスト効率の双方を最適化しながら、ゲームをスケジュール通りに完成させることが可能となります。
専門分野・スキルセットの方向性
特定の専門分野やスキルセットが他よりも優位に流行しているといったような、顕著な単一のトレンドが存在するわけではありません。私たちが提供するあらゆるサービスにおいて最も重視されるのは、「チームとしての総合的な対応能力」です。言い換えれば、クライアントとパートナーシップを組む際、個別のスキルセット以上に「チーム能力」が最優先されます。
最もシンプルな支援から最も複雑な共同開発サービスに至るまで、クライアントが求めているのは、該当する領域で長年ともに働き、数々の困難や修羅場(バトルスカー)を乗り越えてきた実績のあるチームです。こうした「経験豊富なチーム」こそが、最も高い需要を獲得しています。
私がよく口にするのは、「クライアントが探しているのは単なる『サービス』ではなく、適切な解決策を提供できる『適切なチーム』なのだ」ということです。
プロジェクト展開と柔軟性
当社では、エンジニアリングやUI/UXデザインといった特定の専門分野における技術提供から、コンセプトの段階からローンチ、そしてリリース後のコンテンツ展開(運用)に至るまで、あらゆるプロジェクトをトータルで手掛けています。クライアントによってプロジェクトの要件やチームの編成・構成方法は様々です。当社の持つ層の厚さと多角的な能力により、クライアントの多様なニーズに合った「最適な解決策」をスピーディに構築することが可能です。
さらに、Keywords Studiosの全方位型プラットフォームを活用することで、マーケティング施策、ローカライズ、QA(品質保証)テストなど、開発にとどまらない領域までスムーズに連携させることができます。この広範なサービスラインナップにより、ゲーム開発の全スペック(全プロセス)においてクライアントの多彩なニーズにお応えします。
「信頼」とセキュリティ体制
ゲーム開発において、情報漏洩(リーク)の防止は常に大きな課題となってきました。特に、数百人規模のスタッフが時期ごとに交替しながら数年間を費やす大型プロジェクトにおいてはその傾向が顕著です。他のあらゆるスタジオと同様、プロジェクトのライフサイクルを通じてチームのメンバー構成は変化するため、情報管理は常に監視すべき重要領域となります。
この点において、Keywords Studiosはその組織規模とインフラストラクチャにより、絶大な強みを発揮しています。経験豊富なグローバルのITおよび情報セキュリティ(InfoSec)専門部門を擁し、クライアントの貴重なIP(知的財産)とデータを厳重に保護しています。何百ものプロジェクトや何千もの運用環境を統括し、数多くの事例に適切に対応してきた実績を持つ当社のセキュリティ体制は、競合他社を凌駕する極めて高い水準の保護機能を提供いたします。
共同開発の未来
私は、共同開発の領域には今後も数多くの可能性が存在すると確信しています。ただし、その姿は過去のものとは少し異なるかもしれません。具体的には、クライアント企業が自社の組織再編を進める中で、外部パートナーがリソースの不足(ギャップ)を補う機会が以前にも増して増えています。また、クライアントの最も優秀なコアチームが新規プロジェクトへ移行するにあたり、既存のタイトルや旧作の運用・保守を当社のようなパートナーへ移管したいというニーズも生まれています。
単独で開発を進めるよりも「パートナーと肩を並べて取り組む方が懸命である」と多くの企業が実感し始めており、非常に興味深い機会が広がっています。また、制作プロセス、ゲームプレイ、ユーザーエンゲージメントなどの各領域におけるイノベーションが、さらなる新しい機会をもたらすと考えています。私たちが革新を続け、探究心を失わず、常に業界の先頭を走り続ける限り、活躍の場が潰えることはありません。
私は共同開発の展望について非常に楽観的です。業界全体での人員削減やプロジェクトの中止といった困難はあったものの、この市場は確実に再び成長へと向かいます。私たちはパートナーとともに、よりクリエイティブなコンテンツと優れた体験を生み出し、最新技術を活用してこれまでにないゲーム体験やメカニクスを創出していきます。そして、プレイヤーの心を真に掴む、新たな芸術的領域へと到達するはずです。
私の楽観的な展望を支えているのは、「技術革新」「配信・流通の変革」、そして「絶えず高まり続けるプレイヤーの期待」という3つの要素です。私たちは、クライアントがより効率的に、より高いコストパフォーマンスで、そして何より高品質なゲームを開発できるよう、コンテンツ管理や制作プロセスを高度化させていく必要があります。私たちは単なる「アセット(素材)制作業者」に留まるのではなく、携わる作品やIPをかつてないほど深く理解し、クライアントにとって「真っ先に頼られるパートナー(Go-to Partner)」であり続けなければならないのです。
共同開発における「個人的な人間関係」の重要性
著:Hal Sandbach Head of Design at d3t
優れたゲームは、単にプログラムコードや創造性(クリエイティビティ)だけで構築されるものではありません。「人」と「人」との繋がりによって作られます。
開発プロセスが複数のスタジオ、パブリッシャー、そしてアウトソーシングパートナーの間で分担される際、その成否を決定づける単一の要因が存在します。それこそが、「チーム間に築かれた関係性の質」です。
2015年にd3tへと移籍する前、私は数々の「一般的な」デベロッパーで働いていました。大手ファーストパーティースタジオからインディーデベロッパーに至るまで、お互いを熟知した社内チーム同士で協働する環境です。当時の私は、ゲームをデザインし、開発チームと連携する方法を理解しているつもりでした。
確かに理解していました。しかし、本当の意味では理解していなかったのです。
シームレスな統合という「幻想」
共同開発は、インハウス(完全内製)での開発とは異なります。ただし、その最も決定的な違いのいくつかは、一見しただけでは容易に気づくことができません。私が最終的に思い知らされた最も大きな違いは、「個人的な人間関係の重要性」であり、異なる社風、異なるプロセス、異なる優先順位を持つ別会社という隔たりを越えて関係性を構築することの難しさでした。
「私たちは一つの大きなチームであり、責任を共に分かち合っている」と口で言うのは非常に簡単です。しかし、それを真に実現するには絶大な努力を要します。私の個人的な経験から言えば、意識的な関係構築の取り組みがなければ、チーム同士は(たとえ技術的には組み込まれて「インベデッド」化されていたとしても)サイロ化(孤立化)した状態のままになってしまいます。
なぜ「プロセス」以上に「人間関係」が重要なのか
「私たちはみなプロなのだから、プログラマーに仕事のやり方を指示することなどできるわけがない。彼らの自由にやらせておけばいい」
果たしてそうでしょうか。率直に言えば、計画の変更が発生した際(そしてそれは通常必ず発生します)、問題を解決するためには対話を通じて解決策を見出す必要があります。そして、あらかじめ良好な関係性が築かれていれば、そうした話し合いは間違いなく全員にとってスムーズで容易なものとなります。
順調な時期に関係性を構築しておくことで、より困難な課題に直面した際にその土台に頼ることができます。可能なときに「ソーシャル・キャピタル(社会的資本・信頼)」を蓄積しておき、必要となったタイミングでそれを活用するのです。
ゲーム開発は、プレッシャーが少しずつ増していく段階では問題なく進行しているように見えます。しかし、その漸進的なプレッシャーが「ストレス」へと変化した瞬間、プロセスや人間関係の中に存在していた小さな亀裂が一気に破綻へと繋がります。その結果、対応すべき他の多大な問題が一気に噴き出してしまうのです。
対話すべき相手と良好な関係を築けていれば、問題解決は遥かに容易になります。
では、どのようにしてこの絆を構築するのか?
私の経験上、これには「速い方法」と「確実な(時間のかかる)方法」が存在します。皮肉なことに、「速い方法」の方が結果として時間を要することになります。
「速い方法」
「速い方法」とは、とにかくチーム同士をできるだけ早く連携させて実務を開始させることです。Slackなどの共通コミュニケーションチャネルを開設し、定例および不定期のバーチャルミーティングを設定します。これらは共同開発を機能させる上で絶対に必要な基礎であり、連携や統合の「最も基本的なレベル」として捉えるべきです。詳細なオンボーディング(導入手続き)手順は非常に価値がありますが、思っているほど実施されていないのが実情です。
「確実な(時間のかかる)方法」
「確実な方法」とは、実際に顔を合わせることです。昔ながらの対面方式です。直接会い、食事をし、質問を交わし、雑談に時間を費やし、仕事以外の問題を一緒に解決してみる。お互いの共通点を発見する。その上で初めて、共有ミーティングや共通コミュニケーションチャネルといった他のすべての施策を動かしていくのです。
ここで私がお伝えしたいのは、「人と人との直接的な接触(ヒューマン・トゥ・ヒューマン)」が極めて重要だということです。誤解のないように言っておくと、リモートワークは非常に有用です。しかし、人間は社会的な動物であり、他者と共に働き、時間を共有することで得られる神経化学的な恩恵が存在します。
その効果の強さには個人差がありますが、私たちの体内を「社会的化学物質(セロトニンやオキシトシン)」が巡るとき、全員が心地よさを感じます。そしてこれらは、協調的で社会的な状況に身を置くことで分泌されるのです。
共同開発における「チートコード(魔法の抜け道)」
共同開発を行う上で、誰もが親友になる必要はありません。しかし、良好な人間関係を築くことは間違いなく「チートコード(能力倍増ツール)」となります。それはスムーズな協働を可能にし、危機的状況における摩擦を軽減し、アウトソーシングパートナーを「思いもよらなかったクリエイティブで革新的なソリューションを提案するために一歩先まで踏み込んでくれる『真の共創者(コ・クリエイター)』」へと進化させます。
共同開発のパートナーシップを主導するお立場であれば、単なるプロセスだけでなく、「人」への投資に時間を費やしてください。
- パイプラインの構築と並行して「関係構築」を最優先事項に掲げる
- 対面で会うための時間と予算を確保する
- 成果物だけでなく「信頼」と「目標の合致(アライメント)」によって成功を測定する
10年近く共同開発に携わってきた経験から保証いたします。そこから得られるメリットは、投資したコストや手間をはるかに上回る価値をもたらしてくれます。
ゲーム開発における共同開発:5つの重要ポイント
ゲーム業界は単なる「アウトソーシング」の域を超えて進化しています。戦略的な共同開発は、ゲーム制作のライフサイクル全体を通じてスタジオとパートナーが協働するあり方を再構築しています。押さえておくべき主要ポイントは以下の通りです:
- 市場環境の変化:コロナ禍による一時的な急成長期を経て、慎重な投資判断と実績ある既存IPへの注力がプロジェクトのラインナップを再編しています。
- ニーズの進化:スタジオ側は単なるタスクベースのリソース補填にとどまらず、特定機能の構築からゲーム一作の完全制作に至るまで、包括的なフルコンテンツを提供できる共同開発チームを求めるようになっています。
- 戦略的な統合:外部パートナーは高度な専門知識、スケーラビリティ、そして開発スピードをもたらし、コアとなるワークフローへと深く組み込まれる存在となっています。
- 信頼とセキュリティ:実績のあるインフラストラクチャを備えた大規模パートナーは、分散型チーム全体にわたって不可欠なIP(知的財産)の保護体制を提供します。
- 今後の展望:開発プロセスに深く組み込まれるパートナーシップ、グローバルな分散型プロダクション、そしてAI主導のツール群が、次世代のゲーム開発を定義づけていきます。
共同開発はもはや「単なる代替手段」ではありません。ゲームの規模拡大(スケール)、クオリティ向上、そしてイノベーションの創出を目指すスタジオにとって、いまや「中核をなす戦略的基盤」へと進化を遂げています。